2024年10月から、Season5「型と間のAIDA」スタートします

お知らせ

テーマは「型と間のAIDA」

「日本という方法」を3年でめぐる

「日本という方法」は、座長・松岡正剛が長きに渡って析出し案内してきた日本の見方です。表層的な文化的礼賛にとどまらない、その奥に脈々と生き続ける「方法」こそを、日本を日本たらしめる資産として紐解いてまいりました。 [AIDA]では、シーズン5から3年間にわたって、各界でご活躍のゲストをお招きして、この「日本という方法」に腰を据えて向き合っていきます。

「型と間のAIDA」からスタート

2024年シーズン5は、「型と間のAIDA」をテーマに掲げます。

「日本という方法」のおおもとには、「間(ま)」と呼ぶ以外にない特有の感覚が横溢しています。その目に見えない「間」を動きのある「型(かた)」によって扱いながら、マニュアルにしがたい知や方法を、「家」等の集団の単位で継いできたのが日本であると言えます。
それらは伝統文化のみならずマンガのような現代ポップカルチャーにいたるまで潜在的に引き継がれ、国内で共有されるのみならず、広く世界の人々を魅了しています。職人の技のような微細な視点から、自然との共生のような大きな視座にいたるまで、「型と間のAIDA」を通して見えてくる「日本という方法」には、今を生きるわたしたちの目を開く力があると考えます。

■AIDAボード・ゲストの顔ぶれ (五十音順/敬称略):

シーズン5は「型と間のAIDA」をテーマに据えて、民俗学と万葉世界、伝承と継承、身体と型、空間としての間、庭と庭師、職人と匠と技、時間感覚としての間、日本語と日本文化の行方等に出入りする見方や問題群とそれらの「あいだ」に、AIDAボード・ゲスト陣と共に、多様な角度から切り込んでいきます。

▼AIDAボード

大澤真幸 社会学者
佐藤 優 作家・元外交官
武邑光裕 メディア美学者
田中優子 江戸文化研究者
津田一郎 数理科学者
村井 純 情報工学者

▼ゲスト

上野誠   日本文学者・民俗学者
花柳徳一裕 日本舞踊家
森田真生  独立研究者 
山内朋樹  京都教育大学教員・庭師
ロジャー・パルバース 作家・劇作家・演出家

■ 開催日程:

Hyper-Editing Platform [AIDA] 2024年度
Season5 「型と間のAIDA」 

第1講 2024年10月12日(土)
第2講 2024年11月9日(土)  [ゲスト 上野誠]
第3講 2024年12月7日(土)  [ゲスト 花柳徳一裕]
第4講 2025年1月11-12日(土・日)  [ゲスト 森田真生・山内朋樹]
第5講 2025年2月8日(土)   [ゲスト ロジャー・パルバース]
第6講 2025年3月1日(土)

*月1回のライブセッション(13:30~19:30の6時間を予定)の日程となります。
*各講の間にオンライン上でのラーニングコミュニティで相互学習に取り組んでいただきます。
*第4講は2日間の国内合宿形式を予定しています。

■会場:

ブックサロンスペース「本楼」(編集工学研究所1階)
東京都世田谷区赤堤2丁目15-3
*第4講のみ、国内合宿として関西での開催を予定しております。

■受講料:

本楼リアル参加 | 1名様につき150万円(税別) *現地参加は「満席」となりました。
オンライン参加 | 1名様につき60万円(税別)
オンライン参加 | 1名様につき85万円(税別) *限定5名(合宿現地参加)

*オンライン参加の方は、第4講は合宿に参加せず記録映像でご視聴いただきます。
*オンライン参加(合宿現地参加)の方は、第4講は国内合宿に現地参加いただけます。

■Hyper-Editing Platform[AIDA]概要:

「あいだ」から世界を捉え直す、知と創発のプラットフォームです。多士済々のゲストとAIDAボード、業界や分野をまたいで集う受講者と共に、毎期半年に渡って「AIDA」を巡り、思考と対話を深めるプログラムです。シーズン4までは、「生命と文明のAIDA」「メディアと市場のAIDA」「日本語としるしのAIDA」「意識と情報のAIDA」といった超領域のテーマで進めてきました。「AIDA」とは “間(あいだ)”のことを示します。何かと何かのAIDAを見るためには、既存の考え方を少し脱する必要があります。これまでの前提を捉え直し、新しい意味や価値をつくり出す編集力を携え、自らの指針となる見方や問いを育みつづけるプラットフォームとして、皆さまとの新たな社会や世界像の共創を目指していきます。

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